本当の幸せとは何か・・・「gifted/ギフテッド」はそれを教えてくれる映画です

現在、全国の映画館で上映中の映画「gifted/ギフテッド」。


テレビであまり宣伝してないですが、アメリカでは非常に話題になっていて

観られた人の評価も高いということで先日観に行ってきました。

公式サイトはこちら。

ギフテッドとは?

そもそも、「ギフテッド」とはどういう意味なのか、ですが

普通の人よりも高い知力、能力を持っていることを意味していて、

天から与えられた(gift)からそのように言われるようになったようです。

優れた能力がある反面、普通の人とは違う一面もあるらしく(キレやすかったり、

二重人格だったり)アメリカではギフテッドかどうかの判断方法や

ギフテッドの為の教育制度等が確立されているそうです。

バカと天才は紙一重という言葉がありますが、まさにギフテッドに

当てはまる言葉かもしれませんね。

日本ではバカの部分だけが扱われるケースが多い気がします。。。

天才がいいのか、普通がいいのか。

この映画は、そんなギフテッドとして、スバ抜けた数学能力を持った

7歳の女の子のお話になります。

あらすじ

ボートの修理が仕事のしがない独身男フランクは自殺した姉の娘メアリーを

引き取って育てるのですが、普通の子として育てたく

普通の学校に通わせていたところ、メアリーの能力が学校で明らかにされます。

その結果、母親(メアリーの祖母)エブリンが現れ、その才能を伸ばす為に

養育権を争う裁判が始まります。

ギフテッドとしての才能を人類の為に伸ばそうとするエブリン、

普通の生活・普通の教育こそが幸せと信じるフランク、

どちらがメアリーにとって(ギフテッドにとって)、幸せなのかを考えさせられます。

キーとなるのは自殺したメアリーの母ダイアンです。

数学者として活躍していたダイアンが何故自殺したのか、

イブリンにどのように育てられたのかが裁判の焦点になります。

豪華なキャストも魅力の一つ

フランク役を演じるのが「キャプテンアメリカ」で有名なクリス・エヴァンス

ムキムキな身体を披露してますw

今回のような人間味あふれる役を上手く演じていますね。

ギフテッドのメアリー役のマッケナ・グレイスはよく知らなかったんですが、

ものすごく演技が上手いです。ギフテッドの大人びたシーンと普通の子供じみたシーンを

上手く演じていて、完全に引き込まれてしまいました。

学校の先生ボニー役、すごくアニメ声だなと思っていたら「ズートピア」「ペット」等で

声優として活躍されているジェニー・スレイトという方です。

声がすごく良いですね。あ、もちろん演技も(笑)

優れた才能を伸ばしていくのは親の役目だと思いますが、

子供にとって何が一番なのかも考えなくてはいけない、

子育てされている方はもちろん、多くの人に観てもらいたい作品です。おすすめですよ!

でわでわ♪