第三野球部の快進撃は甲子園でも続き、三回戦へと進みました。
「悲運の黒潮商」との試合を制した第三野球部は、無事甲子園出場を決める事が出来ました。学校全体で浮かれている中、部員の一人である石井が行方不明となります。その原因は、県予選では36打数1安打という散々な打撃成績にありました。石井は思い切って、ライバル校でもある黒潮商の土屋に天秤打法を教えてほしいと頼みに行ってました。 10巻より最初は甘いと断られましたが、交換条件で三塁の守備練習用のミットを土屋にあげたことで天秤打法を教えてもらえることに。甲子園出発の... 【第三野球部ネタばれ注意】甲子園準優勝までの軌跡・・・その5 - ゆっとり生活 |
ちなみに二回戦の道三高校に勝利後、準々決勝進出と記載してあったので
12巻より
ブログでもそのように締めましたが、実際はまだ次は三回戦でした。
コミックの記載ミス発見ですw
次の敵は第三野球部自身にあり
三回戦まで勝ち進んだことで、第三野球部は注目されるようになり、
練習場ではマスコミや見物人で人だかりになっています。
海堂はこの雰囲気に惑わされないように注意喚起しますが、
調子者の小西や白石兄弟はその雰囲気にのまれ、練習は適当に済ませ
夜は門限を超えて遊びまくる等完全に浮かれきっていました。
怒った海堂は小西を殴りますが、小西はついていけないと納得出来ず、
見るに見かねた海堂は同じ旅館に泊まる青森代表・陸奥高が
夜中にバットを振って練習している姿を見せます。
夜中まで練習しているのは悔いを残さない為だと言い、
勝っても負けても悔いの残さないように頑張ろうと言い聞かせます。
13巻より
そんな海堂ですが、三回戦の群馬代表・吉徳高校では不振に陥ります。
とりわけ注目選手等はいないチームですが、海堂は試合前に監督から
娘のさゆりのアメリカでの手術が決まり、三回戦が終わったらすぐに
アメリカへ経つと教えられました。
手術が怖いと言うさゆりに気を取られ、再三のチャンスでことごとく
凡退してしまいます。守備でも自らのミスで一点を失ってしまいます。
最終打席では三番の田村を敬遠して満塁策を取られるという屈辱で迎えますが、
ここで監督から、海堂が頑張っている姿をまぶたに焼き付けておけば
手術も怖くないと言っていたことを聞きます。
この言葉に目が覚めた海堂は勇気を与える逆転満塁ホームランを放ちます。
13巻より
一言で切り替えられる海堂も海堂ですが、監督も最初から教えてくれればいいのにw
準々決勝前にまさかの人物が練習相手に登場
ベスト8まで進んだ第三野球部の次の対戦相手は鹿児島代表の西郷高校でした。
旅館で談笑しているところに、銚子工業の桑本が現れます。
甲子園ギャルを撮っていたら偶然西郷高校の三回戦だったと言って
ビデオテープをあすなろに渡します。
ビデオにはMAX150キロを投げる大会No1の剛速球左腕・安倍松の姿が写っていました。
ちなみにこのビデオでもコミックの記載ミスが。
左腕なのですが、 振りかぶるときは右投げにww
13巻
より
さて、豪速球を投げる左腕ということで桑本とスタイルが似ています。
そこで桑本は打撃練習をかって出てくれます。ビデオを持ってきてくれたり
練習に付き合ってくれたり非常にありがたい存在ですね。
桑本との練習をえて、西郷高校との試合に挑みます。
西郷高校とのベスト4をかけた対決、あすなろの球の秘密も明らかに
西郷高校のエース左腕、安倍松のストレートはバットに当ててもはじき返して
ミットの収まる程の無茶苦茶な威力のストレートです。
13巻より
バッターとしても一流で、第一打席であすなろの球をライトスタンド最上段の看板に
ぶち当てる特大ホームランを放ちます。
13巻より
安倍松の剛速球に手も足も出ないまま、安倍松の第二打席を迎えます。
第一打席以上の手応えでホームランを確信するも、今度はラッキーゾーンギリギリに
入るホームランでした。
2点リードするものの、安倍松にはあすなろに対する疑問が生まれます。
9回に入ってもあすなろの球は衰えなく、プロのスカウトによるスピードガンによると
初速135km、終速133kmとその差たった2kmのストレートを初回からずっと
投げ続けていました。そんなあすなろの球の秘密が明らかになったのが、
安倍松の最終打席。既に2本のホームランを放っており、
この打席でも手応えバッチリの打球を放ちますが、平凡なライトフライに終わります。
3打席も完璧にとらえたのに打席を重ねるごとに飛距離が落ちていったことに疑問を
抱いたTV局が、あすなろの球をスローで再生して調べたところ、
あすなろの球がスクリューのように回転していることが判明しました。
13巻より
銃は銃口が螺旋状になっており、スクリュー回転をかけて弾を飛ばします。
一番飛び、一番威力がある回転なのですが、あすなろの球も同じ回転をしていることから
弾丸ボールと命名されました。
13巻より
ちなみに一般的にはジャイロボールと呼ばれている球ですねw
あすなろがすごい球を投げていた事実は分かりましたが、試合の方はというと
0対2で第三野球部の最終回の攻撃となりました。
絶対絶命のピンチでしたが、次の回に備えて投球練習をするあすなろに応えるために、
桑本との特訓を無駄にしない為にもチーム一丸となり、球速の落ちてきた安倍松から
単打を連発しあっという間に同点に追いつきます。
そして最後はデッドボールを受けて退場した高橋に代わり途中出場していた桜井が
高橋から受け継いだバットでサヨナラヒットを放ちます。
13巻より
そして第三野球部は準決勝進出を決めました。
でわでわ♪
※リンク追加
甲子園で順調に勝ち上がっている第三野球部はとうとう準決勝まで進みました。旅館では準決勝進出を祝って祝賀会が開かれていましたが、一人浮かない表情で席を外して素振りしている選手がいました。元一軍のエースピッチャー京本でした。甲子園のマウンドに立つのが夢だった京本は一巻では第三野球部のメンバーとトラブルを起こしており、スパイクを舐めさせようとまでしています。 1巻よりそんな事をしでかしてるだけに、一軍の座を賭けた試合で負けた時は野球も学校も辞めるつもり... 【第三野球部ネタばれ注意】甲子園準優勝までの軌跡・・・その7 - ゆっとり生活 |