【第三野球部ネタばれ注意】甲子園準優勝までの軌跡・・・その7

甲子園で順調に勝ち上がっている第三野球部はとうとう準決勝まで進みました。

旅館では準決勝進出を祝って祝賀会が開かれていましたが、一人浮かない表情で

席を外して素振りしている選手がいました。

元一軍のエースピッチャー京本でした。

甲子園のマウンドに立つのが夢だった

京本は一巻では第三野球部のメンバーとトラブルを起こしており、スパイクを

舐めさせようとまでしています。

1巻より

そんな事をしでかしてるだけに、一軍の座を賭けた試合で負けた時は野球も学校も

辞めるつもりでいました。が、第三野球部の部室で京本のユニフォームを見つけた

あすなろは京本が第三野球部出身であることを知り、一緒に野球をしようと誘います。

5巻より

京本はひどいことをした自分を甲子園に連れてきてくれた第三野球部のみんなには

感謝していますが、夢だった甲子園のマウンドに立ちたいという思いが

抑えられずにいました。

13巻より

京本と桜井の会話を聞いていたあすなろは海堂に相談します。

そして準決勝のスターティングメンバーでは・・・。

13巻より

四番にキャッチャーの桜井、五番に京本が入り、元一軍のバッテリーが準決勝の舞台で

実現されました。京本は夢にまで見た甲子園のマウンドに立つことが出来ました。

準決勝で強豪校相手に京本大苦戦

京本はあすなろにも負けない速球と得意のスライダーで初回を三者三振に取る等絶好調で

完封するから援護は1点でいいと語るほど絶好調でした。しかし準決勝の相手は

徳島代表の名門、鳴門水産高。甲子園常連校だけあって徐々に京本を捕まえます。

初回に第三野球部は4点とって援護するも、京本は徐々に捕まり5対3と2点リードで

最終回を迎えます。

一点差に追い上げられ、ツーアウトながら満塁、カウントはツースリーと第三野球部お得意の

大ピンチになります(笑)

第三野球部はタイムを取るとあすなろがマウンドに向かいます。交代と思われましたが

14巻より

バックのみんなからも、あと一球頑張って投げようと励まされた京本は

力を振り絞って最後の一球を投げて夢を締めくくりました。

14巻より

第三野球部はついに決勝進出を決めました。

決勝の相手は同じ旅館に泊まる青森代表・陸奥高

決勝の相手、それは第三野球部と同じ旅館に泊まる、青森代表の陸奥高校でした。

選手たちと雰囲気、体型等境遇が第三野球部と似てるところがあり、両校はすぐに

仲良くなって、お互い励まし合いながら勝ち上がってきました。

第三野球部が決勝進出の祝賀会を開いている最中、陸奥高校がまだ帰ってきておらず

試合の結果も誰も知らない状態で、まさかと思いテレビを付けたところ

延長18回の末、陸奥高校が決勝進出を決めたのでした。

陸奥高ナインは旅館に帰ってくるなり玄関でばったり倒れて寝る等、疲れ切っており

その様子を見ていた第三野球部ナインは、自分達が有利な状態で決勝を行うことに

複雑な心境でいましたが、海堂がみんなに激をとばします。

14巻より

そして正々堂々の全力勝負の決勝戦が始まります。

でわでわ♪

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