【第三野球部ネタばれ注意】甲子園準優勝までの軌跡・・・その3

一軍との再試合に勝利した第三野球部は晴れて一軍昇格となりました。

一軍のピッチャーだった京本、キャッチャーの桜井が加入し、

第三野球部は甲子園を目指して県予選に挑みます。

前年度甲子園ベスト4も前評判は最悪

桜高野球部は前年、甲子園ベスト4まで勝ち進んだということもあり

注目されるはずでしたが、海堂以外は全員三軍だったということで

記者たちはそっぽを向いて低評価でした。

が、いざ大会が始まると圧倒的な実力で三回戦まで全てコールド勝ちで

一気に注目の的となっていきます。

そして対戦相手も強くなってくる4回戦では、県下でも一、二を争う

進学校である浅加学院と対戦します。

坂口力也率いる鉄壁の守備チームに大苦戦

浅加学院は一番でピッチャーの坂口力也が全打点を叩き出し、相手を0点に抑えて勝ってきた

のでワンマンチームにも見えますが、他のメンバーは足を引っ張らないようにと守備を鍛え

公式戦38試合で失策ゼロの鉄壁の守備を誇るチームです。

初回にあっさりと一点を取られて、同点に追いつこうにもプロ並みの守備に阻まれて

0対1のままあっという間に8回の攻撃を迎えます。

この回、浅加学院に初めてのエラーが出て、ツーアウト満塁とまで攻めて

五番あすなろと、最大のヤマを迎えます。

5巻より

ここで坂口はこの試合初めてフォークボールを投げます。それまではさほど

速くないストレートのみでしたが、フォークボールも投げる事が出来ました。

しかしキャッチャーが捕ることが出来なかった為、投げていなかったのですが

このピンチにキャッチャーは体を張ってボールを後ろに逸らさない覚悟を見せます。

坂口はそれに応えようと最高のフォークを投げますが、あすなろはグリップエンドまで

隠れるくらいバットを長く持って食らいつくことで見事逆転のヒットを放ちます。

6巻より

フォークを打たれて気落ちした浅加高校は何でも無い打球をエラーしてしまい

更に第三野球部は一点を追加し3対1と逆転に成功して、浅加学院の最終回の

攻撃を迎えます。

それまで坂口に頼り切っていた浅加学院ナインは、名門高校に行けたはずなのに

自分たちと一緒に野球をする道を選んでくれた坂口のために、自分たちの力だけで

一点をもぎ取り、その一点を坂口に捧げて感謝の気持ちを伝えます。

6巻より

坂口はみんなの期待に答えるべく、あすなろとの最後の対決に挑みます。

あすなろと坂口の最後の対決はお互い一歩も譲らず、20球以上もファールを

続けながら体力の限界にまで達します。

最後の力を振り絞って投げた一球を坂口は打球が見えなくなる位大きく

打ち上げます。セカンド付近に落ちてきますが目測を誤りクラブから

落としそうになって逆転か!?と思われましたが

6巻より

あすなろがかろうじてこぼれ球を掴んでおり、アウトに仕留めてゲームセット。

第三野球部は辛くも3対2で勝利します。

坂口はあすなろにプロでまた会おうと言って去っていきます。

準決勝で再び銚子工業と激突

準決勝に進んだ第三野球部は練習試合で引き分けた銚子工業と再び対戦することに

なりました。そこには別人のようになった桑本が待っていました。

6巻より

練習試合では、こんな感じだったので完全に別人になっていましたw

2巻より

桑本は投球練習で圧巻の豪速球を披露し、第三野球部ナインは完全に萎縮してしまいます。

あすなろさえもプレッシャーにかかってしまい、立ち上がりはストライクが入らず

ピンチを招いてしまいます。

全くプレッシャーを感じない小西のおかげでピンチを乗り越え、あすなろも立ち直りましたが

桑本の球にかすりもせず5回まで全員三振に倒れる等手も足も出ませんでした。

しかし6回、バントで当てるだけでしたが相手のエラーもあってノーヒットで1点とることに

成功します。一方のあすなろはヒットは打たれるものの、味方のファインプレー等にも

助けられ点を取られることなく9回ツーアウトまでこぎつけます。

しかしあと一人のところで桑本に打席が回り、歯を食いしばって意地を見せる桑本に

フォームを崩されながらも同点のホームランを打たれてしまい、延長戦に突入します。

延長に入っても桑本のノーヒットピッチングは続き、あすなろも初回から一切球威が衰えず、

16回には今度はフォームを崩さずに打った桑本の打球をレフトフライに抑えます。

7巻より

そして延長18回、第三野球部は先頭打者の達郎が四球で出塁します。

達郎は運動神経が良く、何のスポーツをやらしても人並み以上にこなす為

今まで夢中にのめり込んだ事がありませんでした。

それが今や第三野球部の一員として、初めて胸が熱くなる思いを味わいます。

這いつくばってでも次のホームがほしい、一点がほしいという思いで

涙を流します。あすなろはその思いに答えるべく、桑本の渾身の力を込めた

150kmのストレートを強烈に打ち返します。

打球は不運にも浅いライトライナーですが、達郎は最後の力を振り絞って

タッチアップを試みます。

7巻より

無謀とも思えるタッチアップでしたが、一点がほしいという達郎の熱い執念が

勝り、見事セーフとなり第三野球部はサヨナラ勝ちを収めます。

7巻より

一方18回をノーヒットで46奪三振と完璧なピッチングをした桑本は

先輩たちの前では強がっていましたが、一人トイレで悔し泣きしていました。

7巻より

こうして第三野球部は県予選の決勝に駒を進めることになりました。

次は甲子園出場をかけて黒潮商業と対戦します。

でわでわ♪