ボブとゆかいな仲間たちは大リーグを舞台にした異色のギャグマンガ

週刊スピリッツで20年以上前に連載されていたシュールなギャグマンガ。

この作品を知っている人はそれなりの年齢の方と思われます(笑)

ですが、当時スピリッツを読んでいた人なら殆どの方が記憶しているのではないでしょうか。

それ程インパクトのあった作品、「ボブとゆかいな仲間たち」をご紹介。

大リーグを舞台にしたシュールなギャグマンガ

出版社:小学館   作者:パンチョ近藤

決してキレイな絵でもなく、連載は毎回4ページだけ、内容もだら〜とした感じの

やり取りが続くという全くやる気を感じさせない雰囲気のマンガですが、

読んだことがあればほとんどの方が記憶には残っているのではないでしょうか。

作者名もちょっとやる気ない感じですよね(笑)

主人公のボブをはじめとする、大リーグの架空の球団「ロサンゼルス・アースクエイクス」に

所属するメジャーリーガーたちの、毎回完結する小ネタ集となっています。

一冊しかないと思っていたのですが、Amazonで上のリンクを見た時に

続編の「ボブとゆかいな仲間たち2009」というものの存在を初めて知りましたw

こちらも買うしかないですねwww

登場人物

ボブ

この作品の主人公にして、アースクエイクスの不動の4番です。とはいうものの、

肥満体型の為守れない、走れない、おまけにチャンスに弱いという、

パワフルな打力のみが魅力で”黄金の家畜”とも呼ばれている選手ですw

守れない為DHですが、そのくせチーム一の高給取りなのでチーム内で

浮いた存在にもなっています。

かと思えばみんなから頼られるバッターであったりと、毎回立ち位置が

違うのもこの作品の面白いところですね。

頭に巻いているのはヘアバンドではなく腹巻だそうですwww

ヤングマン

アースクエイクスの3番を務めます。性格はかなり好戦的で

乱闘を起こすことも多々有り。ボブに対して冷たくあたったかと思ったら

凄く優しく接したりと毎回態度が違いますw

バッティングについては一応ボブより打つシーンが多く

アースクエイクスを引っ張っている主軸らしさをみせています。

ジャック

アースクエイクスのリリースエースでありながら先発も

ときおり務め、あわやパーフェクトというピッチングも

披露します。あだ名は「ファイヤーマン」で、その由来は

敵の打線に火をつけるからだそうですww

ジョー

アースクエイクスのセカンドを守る通称「カメ虫ジョー」。

卑怯で姑息なことについて天才的な才能を持っているそうですw

高校時代には、チームメイトのピッチャーに鉄針入りの指輪を持たせ

表面を傷つけてボールを変化しやすくせることを提言してます。

見た目は好青年で、惚れた女性の為に野球を捨てようとまでします。

そこがまたメジャーリーガーとしてはいい加減さ満載ですがwww

大リーグが舞台という時代を先取りした隠れた名作

素人でも描けそうな絵に毎週4ページだけの連載。作者名も大リーグ通だった

パンチョ伊藤さんをもじったと思われ、あらゆる面でやる気のなさを感じさせる

作者と作品ですが、週刊スピリッツという全国誌で連載され、そのシュールなギャグは

多くの人の心を掴んでいると思われます。

今回の記事を書いてるときにその存在をしった続編?の

「ボブとゆかいな仲間たち2009」も早速amazonで注文してしまいました(笑)

そちらも紹介したいとは思いますが、登場人物とか全然変わってないような気がwww

でわでわ♪