金田一少年の事件簿は推理モノマンガの草分け的存在!

母親は推理もののドラマや小説が凄く好きで、火曜サスペンス劇場や

土曜ワイド劇場を録画して見ていました。

自分も何となく見たかったんですが、子供の見るドラマじゃないと言われ

見させてもらえなかったので、一人のときにこそっと見てました。

本を読むのが嫌いで小説は一切読まなかったんですが、

そんな自分にとって最高のマンガが「金田一少年の事件簿」でした。

推理マンガの先駆けとなった作品


出版社:講談社   漫画:さとうふみや

          原作:金成陽三郎

連載が始まった時は中学生だったんですが、当時は推理ものマンガは

全く存在していませんでした。なので凄く斬新さもあり

「一回読んで犯人分かったらもう読まないのでは?」

と言われながらも買い集めることに。

結果、犯人分かってても結構面白くて何度も読み返してますね。

登場人物

紹介する登場人物は少ないかも。なんせ次から次へと殺されていくのでw

第一巻より

金田一 一(きんだいち はじめ)

この作品の主人公です。金田一耕助の孫という設定です。普段は

運動音痴で学校の成績も赤点クラスなのにIQは180という天才で

事件が発生したときは抜群の推理力で解決していきます。

決め台詞の「謎は全て解けた」は超有名ですね。

第一巻より

七瀬 美雪(ななせ みゆき)

一の幼馴染です。普段だらしない一の面倒をよく見る、スポーツ万能で

学業も優秀、クラブを複数掛け持ちするほどの優等生です。

一とはお互い両想いですが、なかなか成就しませんねw

事件に巻き込まれることも度々ある可哀そうなヒロインです。

第三巻より

明智 健悟(あけち けんご)

警視庁のエリート刑事。頭は当然良くスポーツ万能、見た目も格好良く

唯一の欠点は傲慢な性格でしょうかw

一とは初登場の際に衝突し、推理合戦をして敗れ一の推理力を認めることに。

後にも先にも、明智警視が失態を見せたのはこの回だけですね。

ちなみに一が金田一耕助の孫という設定から、明智警視は明智小五郎と

繋がりがあると思っていましたが無関係だそうです(笑)

第一巻より

剣持 勇(けんもち いさむ)

警視庁の刑事で、第一話ではたまたま休暇中に殺人事件に巻き込まれて

そこで遭遇した一が事件を解決したことでその実力を認め、

事あるごとに一に助けを求めます。

ちなみに第一話はオペラ座館殺人事件という内容で、船でしか行けない

離島で起きた事件です。剣持警部は一人でなぜそんな旅行に!?www

第二十一巻より

高遠 遙一(たかとお よういち)

一のライバル的存在で「犯罪芸術家」と自負しており、初登場以来、

恨みを持つ人間を見つけては幾度となく完全犯罪の方法を伝授します。

初登場時は「地獄の傀儡師」と名乗ってます。

何度か捕まえるんですが、その度に刑務所から逃げられてしまいますw

第十二巻より

佐木 竜二(さき りゅうじ)

不動中学の三年生で一の後輩です。同級生に兄が居ましたが事件に

巻き込まれて殺されてしまいます。兄弟揃って四六時中ビデオカメラを

回しており、この映像が貴重な証拠となる事もチラホラ。

時々兄が幽霊で登場しますw

話の中にヒントがあり、犯人を推理する面白さが人気の秘訣

話の中で犯人が誰かを示す証拠のコマがあります。それを見逃さず

犯人を推理して当てることが出来るかという面白さがあります。

明らかに不自然なシーンが描かれていたりもするので

それに気づいた時はちょっと嬉しくなりますね(笑)

今でこそ推理ものマンガといえば長期連載を続けている「名探偵コナン」が

一番人気かもしれませんが、それより先に連載していたこの作品のほうが

よりリアルなサスペンスマンガではないでしょうか。

ちょっと気になるのは、一が通う不動高校、先生・生徒が多く殺されるわ

殺人犯になる先生・生徒が多いわと相当問題有るかとwwww

でわでわ♪