ほのぼのした映画でも観ようかなとamazonプライムのリストを
眺めていたところ、なかなか評価が高いまったり系の作品を
見つけました。若かりし頃の堺雅人氏が主演の「南極料理人」です。
実在の南極観測隊員のエッセイを元にしたコメディ作品
堺雅人氏は今でこそ半沢直樹のイメージが大きい人も多いかと思いますが
リーガルハイや大奥、大河ドラマ当等多種多様な役をこなされていますね。
この作品ではほんわかとした料理人の役を演じています。
原作は実在の元海上保安官の西村淳氏のエッセイで、この作品の主人公の
名前でもあります。南極の富士山より高い標高3800メートルという、ペンギンも
アザラシもウイルスさえも生存しない過酷な環境で隊員8人分の
料理を毎日用意していた話を面白おかしく描いています。
あらすじ
海上保安庁で調理担当として働く堺雅人演じる西村淳は、南極行きが決まっていた
同僚が交通事故に遭ってしまい、その代わりとして急遽単身赴任を命じられます。
家庭でも邪魔者扱いされていた西村は嫌々ながらも単身赴任で南極に行くことに。
平均気温-57℃のウイルスすら存在しない、太陽が姿を見せない日もある過酷な
環境で、ストレスのたまる観測隊員にとって心のよりどころが美味しい料理です。
食材は缶詰や冷凍食品のみという限られている中で、工夫を凝らしながら
さまざまな料理を提供し続けます。
多種多様な料理と壮大な雪景色が魅力
撮影場所は北海道網走市だそうですが、作中に出てくる景色には驚かされます。
地平線の上が青一色、下が白一色という壮大な雪景色は、此処は本当に日本か?と
疑うほどの見事な景色です。
またこの作品には和食からフランス料理、中華と色んな料理が出てきて、
キャストの皆さんがとても美味しく食べるシーンがたくさんあります。
伊勢海老のエビフライや牛ステーキを丸ごと焼くシーンは中々圧巻です。
吹雪のシーンは見てるだけで寒くなり、食べ物のシーンは見てるだけで
お腹が空いてくる等、衛生上はよろしくない映画ですね(笑)
普通の日常が幸せに思う映画
主人公の西村は家では家族から疎ましく思われている可哀そうなお父さんです。
おならをしたら子供が本気で蹴ってきたり、奥さんから冷たくあたられたり。
南極に単身赴任が決まった時は他人事で笑い飛ばされたりと散々です。
が、それでももっと過酷な地で一年以上働いたことで、普通の日常が
いかに幸せであるかが身に染みて感じることとなります。
毎日の生活に不満を感じている世のお父さんは
是非一度観てはいかがでしょうか?
でわでわ♪