主人公が一話ごとに変わる、読み切り風の恋愛マンガがサラダデイズ

主人公とヒロインが結ばれる恋愛マンガ。数多く存在します。

結ばれるまでに何年も何巻も連載が続いたりすると、

途中で飽きてきたりして読むのを辞めたりしてしまうこともあります。

もっとサクサク進む、色んな恋愛話が読めるマンガが「サラダデイズ」です。

顔・名前・歳・性格、毎回異なる主人公


出版社:小学館   作者:猪熊しのぶ

この作品はオムニバス風になっていまして、大体1話から3話で

一つの物語になっています。

主人公として描かれた人が、別の話では違う主人公の友人役だったりと

多少つながっていたりはしますが。

それぞれで物語が完結しているので、あらすじも登場人物も

紹介するものがあまりないんですがw

全体的にイケメンと美少女の組み合わせが多いです(笑)

たまにゴリラみたいな男の恋愛話もあったり、最低男や最低女が

フラれて終わりの話もあったりとハッピーエンドだけが

全てじゃないので色々楽しめます。

この作者の代表作の一つに「都立水商!」というのがありまして、

水商売の専門学校を描いた話なんですが(笑)、

この作品含めて非常に女の子の描写が凄く可愛いですね。

ヒロインはもちろん、出てくるのは悪女含め美少女ばかりなんですが

悪巧みを考えているときの表情なんか非常にコミカルで

全体的に絵が相当綺麗で丁寧です。

ちょっとだけ、登場人物

基本オムニバスなので主人公はたくさんいるんですが、何度か登場するキャラもいまして

その中でも最多の登場を誇り最終回のエピソードも飾ったキャラをご紹介。

第6巻より

神山 由喜(かみやま ゆうき)

初登場時は高校一年生ですね。しょっぱな高校入学と同時にいきなりフラれて、

失意のまま高校生に。そこでヒロインの二葉と出会うわけですが、

いきなり胸を鷲掴みにするという初対面(笑)

第一印象が最悪でしたが、そこから徐々に距離が近づいていきます。

第6巻より

河村 二葉(かわむら ふたば)

由喜の同級生にして、この話のヒロインです。由喜とは最初の出会いが最悪だったんですが

アパートの隣同士ということで徐々に距離が近づきます。

二葉は元々他に好きな人がいましたが、かなわない恋でもあり

必然的に一番近くにいた由喜と仲良くなっていきます。

第6巻より

河村 初音(かわむら はつね)

二葉の姉で、二葉の好きな人の恋人でもあります。なかなか複雑な関係ですね(笑)

両親が離婚して、どちらにも付いていかず二葉と二人暮らしをします。

その隣に由喜が引っ越してくることで恋愛模様が変わっていきます。

第6巻より

木村 周斗(きむら しゅうと)

由喜と二葉が通う高校の数学教師で、軽音楽部兼園芸部の顧問です。

二葉の好きな人にして初音の恋人で、由喜が憧れたバンドのギタリストでも

ありました。今は普通の高校教師として勤務しており、二葉とも親しいため

由喜とは最初ぶつかります。

初音と周斗が恋人同士なのは後々分かることですが、初登場時から既に付き合っています。

にも関わらず、初音は二葉がおっかけしていたギタリスト(周斗)のことを由喜には

「とあるギタリストを追っかけていたね」と説明しており、

ちょっと不自然なシーンがあります。二人が恋人同士という設定は

後から決めたのかもしれませんね。

短いながらも感動する話が満載の恋愛マンガ

どのエピソードも1〜3話で完結する内容になっていますが、どの話も

十分内容が濃くて良い話ばかりです。

色んな主人公の、色んな恋愛話を読みたい人にはもってこいの作品ではないでしょうか。

同じようなタイプのマンガでは有名なところで「BOYS BE・・・」という作品がありますね。

どちらにも通じて思うんですが、登場人物の名前考えるの大変じゃないですかね?www

でわでわ♪