とんちんかんお気に入りエピソード①「切りさき魔」

たくさんのコミックを保有している自分が小学生の時、初めて買ったマンガが

ついでにとんちんかん」だったことを紹介しました。

テレビはバラエティ番組が好きだったし、とにかく面白く笑えるものが好きな子供だったので

ギャグ漫画として傑作であったこの作品は数あるエピソードを今でも覚えている程です。

その中でもお気に入りのエピソードを紹介していきたいと思います。

 「切りさき魔が憎かったのよ〜〜っの巻」

こちらはコミック2巻の7話目に収録されています。

礼院棒中学の女生徒3人がクラブで遅くなった帰り道、背後からヒタヒタと近づいてくる

人影がありました。3人が振り向くと、その正体は

濡れたこんにゃくを頭に当てながら歩く抜作先生でしたw

あっけにとられてズッコケた3人でしたが、その次の瞬間、

背後からはさみでスカートを切り裂いて走り去る人影が。最近、追出仁町でよく

出るという「切りさき魔」です。

現場に居合わせた抜作先生は、普段は盗みの予告状を出すんですが今回は

切りさき魔を捕まえるという予告状を警察に送ります。

泥棒に逮捕させられたら警察の面子が丸つぶれになるため、警察署長と

毒鬼警部は切りさき魔もとんちんかんも捕まえようと躍起になります。

とんちんかんは女のシロンがおとりになる作戦で、制服を着て一人で歩きます。

警察も負けじと女装しますww

すると対抗意識を燃やした抜作先生までwwww

後に定番キャラとなる「ぬけ子」が初めて登場したシーンです(笑)

ぬけ子曰く、シロンに勝つ自信があると言っていましたが、

切りさき魔は警察、抜作先生のおとりには釣られず(当たり前w)

シロンのスカートを切り裂きます。

警察と抜作先生はすぐさま犯人に詰め寄りますが、捕まえることなく

切りさきとは違うところで犯人を問い詰めますww

はさみを振り回して捕まらないように抵抗する犯人に対して抜作先生は

メンバーすら知らない抜作先生の必殺技とは、

自分に必殺技をかけてますww

あまりのくだらなさに犯人も失神してしまうほどでした。

犯人は意外にも女性でした。編み物教室で洋裁を教えていますが、30歳を超えて

まだ独身という現実に、若い人を見てるとムカムカしてやったということです。

それを聞いた抜作先生は、お肉屋さんに向かいました。

読んでから30年経っても未だに忘れられない一コマですwww

その後犯人は女装している警察や抜作先生を見て、「こんな人たちでも一生懸命生きている」

とシロンに言われて、立ち直って自首することで切りさき魔事件は無事解決しました。

一方、ぬけ子を何故襲ってくれなかったんだとこだわる抜作先生は翌日、

学校には現れませんでした。どこで何していたかというと、

でわでわ♪

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