MMRの「なんだってー!」エピソード⑪「1999年への秒読み」

MMR マガジンミステリー調査班」の名言「なんだってー!」に

ちなんだエピソードを紹介しています。

前回紹介したのがこちら。

今回は凶風の謎に迫ります。

1999年への秒読み

第十一巻の一話目が前編、二話目が後編となっています。

最近、青少年の犯罪が増えていることについてナワヤたちが会話しています。

世紀末が近づいていることに感化されて若者の犯罪が増えているのではないかとナワヤは

考えますが他のMMRメンバーに相手にされません。

そんな中、キバヤシが現れて今回は遺跡について調査しようといいます。その遺跡とは

ピラミッドで、しかも日本の東北地方にあるといいます。

こうしてMMRは秋田県鹿角市にある黒又山に向かいます。

実際に秋田県まで来ましたが、ただの山にしか見えないのに

どこがピラミッドだと文句を言うナワヤに対して、

黒又山の断面図は階段状になっていて、中に空洞の空間もあると言います。

注釈に、参考資料にMMRの独自の考察を加えたと書かれています(笑)

独自の考察部分はどこでしょうか??

山を登っている途中でストーンサークルが見つかったり、

多くの神社や遺跡が黒又山を中心に集中していると説明を受け

黒又山は4千年以上昔に作られた巨大聖地ではないかと推測します。

黒又山を調整している中、MMRは一人の女生徒と出会います。

あまりにも不自然な出会いです(笑)。しかもその女の子に何しているのか尋ねると

これまた怪しいことを言い残して立ち去ってしまいます。

本当にこの子は実在したんでしょうか?話を着色したにしても、何故女子高生?(笑)

宿に戻って女子高生の凶風という言葉が気になるMMRメンバーに対して、ピラミッドの

調査で来たのに他に気を取られているのが気に入らないナワヤは怒って

一人帰ってしまいました。

残ったMMRは風についてもっと調べるために

東北N大学とは、どこでしょう?東北農業大学あたりでしょうか。

この教授からエルニーニョややませという風が色々異常気象を起こすことを

教えてもらいますが人類の未来を左右する程の危機について聞くと

笑い飛ばされてしまいました。

手がかりをつかめないまま東京に戻ると、ピラミッドについて一人で調べてたナワヤも

現れますが、苦労が報われず落ち込むナワヤは落ち込んだときに聞くという

リラクゼーション用の自然の音が入ったCDを聞きます。

それを見たキバヤシは、凶風という言葉の真実の意味が分かったと言います。

宇宙の根本原理である”fの法則”が乱れていることを指していると言い、

凶悪犯罪の原因だと叫んだ後、派生版「なんですってー!?」が出ました。

後編の頭でも「なんですってー!!」があります。大事なことなので2度言いました(笑)

またまた教授を訪ねます。精神衛生学部を探してみましたが分かりませんでした(笑)

fの法則から大きく外れた風を受けると心の安定を失う実験を見せてもらい、

そこに決定的な何かが加わることで死の暴走が始まると予想するキバヤシたちは

あの不思議な女子高生が鍵を握っていると判断し、彼女の捜索を始めます。

九州でクジラが大量に死んでいるニュースに、彼女が写っていました。本当かな?(笑)

ここでキバヤシはすべてを悟ります。

ここで「なんだってー」が出るのがいつものパターンでしたが出ませんでした(笑)

群れの中で少数の個体が始めた新しい行為、その行為をする個体の数がある閾値を超えると

情報伝達不可能な空間を超えた群れにまでその行為が伝播するのが「形態共鳴」だそうです。

形態共鳴とfの法則が乱れたとき、

このような大惨事が起こるようです(笑)

形態共鳴は科学的に解明されておらず、この大惨事を止める手立ては現時点ではないようで、

調査する、で今回の話は完了しました。

珍しく失望した状態での終わり方ではなかったです(笑)

ピラミッドの調査も中途半端で終わってしまいました。

でわでわ♪


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