「哲也~雀聖と呼ばれた男~」の雀士紹介⑦です。
前回のはこちら。
29巻から出てくる雀士をご紹介します。
個性あふれる雀士たち
29巻より
ター坊 雀力・・・3 笑顔・・・5
9歳にして玄人、雀ボーイとして店を繁盛させる腕前です。
得意技は迷彩。子供で笑顔でいるからチヤホヤされながらも
雀ボーイとして僅かな差で勝つので客の心を上手く掴みます。
実際は父親が玄人にやられた時に無理やり笑顔を作らされた過去があり
笑うことしか出来ない顔になってしまった経緯があります。
「ボクの迷彩は見破れっこない・・・ ボクの勝ちなんだ!!」
29巻より
古賀 雀力・・・3 地獄待ち・・・5
ター坊が雀ボーイとして働く雀荘のオーナーで、ター坊の父が死んで
浮浪児になるしかなかったター坊を引き取って面倒をみていました。
凄く良い人のはずでしたが、実際はター坊の父が経営していた雀荘を
麻雀で勝って分取り、ター坊を笑うことしか出来ない顔にした張本人です。
正体がバレて、ター坊と麻雀対決をすることになります。
「弱え奴から 強え奴がブン取って何が悪いんだ」
29巻より
諏訪 真琴 雀力・・・1 方向音痴・・・5 記者魂・・・5
新聞記者で、玄人を扱った企画を作る為に麻雀大会の会場に潜入取材しようと
哲也の前に現れます。アシストとして黒服の玄人を雇っていたらしく、哲也だと
勘違いして一緒に潜入することになります。
全くの素人でルールブックを観ながら凄腕の玄人と勝負します。
哲也はすぐ横の卓で素人相手に打ちながら必死でサポートします。
真琴と会ってから暫くはギャグ漫画のノリで展開します。
「そろそろ本気を・・・ 実力を出そうかしら」
30巻より
大楠 雀力・・・2 暴力・・・5
哲也が真琴の後を追ってたどり着いた倉庫に居た玄人。お金を持たずに
打ちに来てボロ負けした女を捕まえており、真琴だと思って哲也は
見受けして勝負を挑みます。
目の前で堂々と牌交換するわ、哲也の後ろにカベ役を用意するわ、
挙げ句に哲也がサマを使おうとすると刃物で脅す等暴力を使った
ゴロツキ麻雀です。坊や哲に勝って名を上げようと汚い手を尽くします。
「こいつが妙な動きしたら 構わねえ 刺せ」
30巻より
出島三兄弟 雀力・・・2 人相の悪さ・・・5 拳銃・・・1(丁)
真琴が玄人列伝の取材のため、麻雀の約束をして会いに行ったところ
出くわした三人組です。頬と前腕部と手の甲に刀傷があり拳銃を所持しているという
逃亡中の銀行強盗の目撃情報とピッタリ一致しており、真琴は
終始ビビりながら麻雀を打つことになります。
ハコテン寸前で哲也が現れ代打ちをかって出ますが果たして・・・?
「俺達は今ここで 打てればいいんだからよ」
31巻より
カステラ社長 雀力・・・1 カステラ・・・5
哲也が働く長崎盛り場新聞のライバルである長崎産業新聞の最大のスポンサー、
南蛮カステラ本舗の社長です。スポンサーになってもらうために接待麻雀を
することになります。哲也にとって勝つ事よりも難しい、相手を気持ちよく
勝たせる麻雀に挑みます。
「ウヒョヒョヒョ 今日は負ける気がせんぞ」
31巻より
堂崎 孝四郎 雀力・・・2 女ったらし・・・5 ろくでなし・・・5
真琴の婚約者で、国会議員の御曹司です。財力を使って女を利用して
通しを使います。麻雀の腕は大したこと無く、一度目は哲也にあっさり敗れますが
真琴の婚約者として和了ったら長崎盛り場新聞を潰すと脅します。
「脅しどおり盛り場新聞を潰す どんな手を使ってでもな」
32巻より
白水 俊弥 雀力・・・2 聴力・・・5
元海軍の潜水艦乗りだった男で、三年半ほど麻雀で負けたことがない男です。
麻雀の腕自体は完全素人ですが、軍人時代に鍛えられた聴力で哲也を圧倒します。
並外れた聴力で哲也の心音を聞き、その大きさでテンパイしたか聞き分けます。
「君が ドサ健か?」
33巻より
醍醐 三郎 雀力・・・2 生き運・・・5
元特攻隊の生き残りです。戦争で部下を失い自分だけ生き残ったため、
死に様を求めて麻雀勝負を挑み続けています。自ら死のうとする捨て身の気迫が
逆にツキを呼び込んで常に勝ち続けます。
彼に勝つために、哲也もまた負ければ死ぬ状況を作って挑みます。
「死を覚悟した俺の 戦場の麻雀には勝てん!!」
34巻では新しい雀士は登場してません。
以上、29巻から34巻までの雀士紹介でした。
でわでわ♪
※リンク追加