クリスマスの恋愛エピソードを紹介しています。
前回は「きまぐれオレンジロード」の「タイムスリップ・クリスマス」というお話。
今回は「ツルモク独身寮」からご紹介。
最高のギャグマンガでありながら恋愛マンガとしても秀逸な作品です。
めりーくりすます!!
第八巻の四話〜七話がクリスマスに関するエピソードになっています。
ツルモクのヒット商品に欠陥が見つかり、年末間際になってノルマ増の指示がありました。
ボーナス査定にも響くとあって、正太たちは猛烈に残業に励みます。
みゆきが晩御飯に誘っても、
残業に夢中で相手にしません。
そんな中、名古屋のショールームでコンパニオンに欠員が出て、みゆきに
穴埋めをする話がでました。みゆきが名古屋出身ということも関係してます。
年末までの間ということで、引き受けるとみんなと遊べなくなるので迷ったみゆきは
正太に相談します。しかし、
残業続きでクタクタの正太はみゆきの話中も居眠りしてしまい、
みゆきを怒らせてしまいます。
その後も夢中で残業し続けた結果、正太はボーナスをたくさん貰う事ができました。
みゆきを飲みに誘おうとしましたが、コンパニオンとして名古屋に行った事を知ります。
さらに実家も名古屋と聞き、そのまま帰省するのではとショックを受けます。
さらに、みゆきは実家なのに名古屋へ帰ることを嫌がっており、喧嘩して家を飛び出して
ツルモクに就職後は一度も実家に帰っていないことも聞かされます。
みゆきのことを何も知らなかったことに気づいた正太は
年末まで有給をとって旅に出ると宣言して名古屋へ向かいます。
名古屋に着いた正太は見ず知らずの男に道を尋ねられました。
ツルモクのショールームに行きたいとのことで、正太と目的地が同じということで
一緒に行くことになりました。
無事にショールームに着いた正太でしたが、
その男はみゆきの父でした。みゆきは不在だったこともあり、みゆきの父は
出ていってしまいました。
父とは喧嘩したと聞いていたことから、なぜ来たのかと色々妄想していたところ、
みゆきが戻ってきて、正太は無事にみゆきに会うことが出来ました。
父が来ていたことはみゆきには言えませんでした。
みゆきは夜予定があったので、正太は一人で食事を済ませホテルに帰ろうとしたところ
ホテルの場所が分からなくなり交番を訪ねたところ、酔ったみゆきの父が交番で
警察官に捕まっていました。
とっさの嘘に正太も合わせてあげて、そのお礼にみゆきの父と飲みに行くことになりました。
みゆきの父が行きつけのお店で飲んでいて、みゆきの父が酔って寝たスキに
お店のおかみさんから過去の話を聞きました。
みゆきの父は昔、新聞記者やってて仕事一本の真面目な人でした。
みゆきの母が急病で倒れたときも大きい事件を追ってる途中で、死に目にも会えずじまい
でした。その事をみゆきは許せず、父から離れたい一心で高校を卒業したら東京に出て
ツルモクに入社したのです。その後は一切連絡をとっていない状態でした。
目が覚めたみゆきの父は、おかみさんに明日のクリスマスパーティに誘われますが
いつもの店で予約が入っていると言って断ります。勘定をするときに、
みゆきの父は家族三人で幸せに映っている写真を落とします。
店を出た帰り道でも色々話を聞いて、みゆきの父がすごく
みゆきと会いたがっている事が分かります。
寂しそうにみゆきのことを心配する父の姿に、正太は何を思ったんでしょうか。
翌日のクリスマス・イブの日、仕事が休みになったみゆきと会います。
普通に恋人同士のような会話してますが、この時点ではまだこの二人は
付き合っていないんですよね(笑)
正太はみゆきにも、実家のことを訪ねます。
みゆきは子供の頃はクリスマスは毎年おきまりのレストランを予約して
父と母と三人で楽しく食事をしていて大好きだったといいます。
その話を聞いてピンときた正太は、レストランの場所を聞いて
みゆきを無理やり連れて行こうとします。
みゆきはつらくなるので行きたくないと言いますが
正太はみゆきを説得させます。正太はみゆきの父とも話しており確信していたようです。
みゆきの父は母が亡くなりみゆきが出ていった後も、毎年クリスマスにはこの店を予約して
一人で来て思い出に浸っていたのでした。
みゆきと父は長い年月を経て再会することが出来ました。
正太も同席して素敵なクリスマスディナーとなりました。
翌日みゆきは最高のクリスマスプレゼントを貰ったと正太に伝えます。
テレる正太にお礼をしなきゃと言って、
繰り返しになりますが、まだ二人は恋人同士ではありません(笑)
突然のキスに呆然となった正太は海に落っこちてしまいますが、
最高のクリスマスとなりました。
でわでわ♪
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