クリスマスの恋愛エピソードを紹介しています。
前回は「ツルモク独身寮」の「めりーくりすます！！」というお話。
今回は「らんま１／２」からご紹介。
ギャグ、恋愛、格闘と人気ポイントを全て抑えた高橋留美子先生の傑作です。
サンタクロースの弟子
第十四巻の十一話目に収録されています。
ある夏の日、疲れて道に座り込んでいる男の子と女の子がいました。
あかねが話しかけると、あるおじいさんを探しているとのこと。
似顔絵を見せてもらったところ、ひと目で誰か分かりました（笑）
ちょうどタイミングよく、下着ドロボーをして逃げてきた八方斎が現れ
子どもたちの前で乱馬にやられてしまいます。
子どもたちは八方斎をみて、サンタさんと呼び、約束どおり会いに来たと言います。
数ヶ月前のクリスマスイブの日、八方斎はいつものように下着ドロボーをした帰り道、
ある家のベランダにある下着を盗もうとしたところ、サンタさんと間違えた子どもたちに
捕まえられました。
子どもたちの両親は二人共不在で寂しそうにしていたこともあり、八方斎は子どもたちの夢を
裏切らないために、サンタさんのフリをして一緒に遊んであげたようです。（笑）
帰る間際、サンタさんになりたい子どもたちは八方斎に弟子入りをお願いし、
八方斎は会いに来たら弟子にすると約束しました。そんなわけで子どもたちは
八方斎を探していたのでした。
八方斎は二人を弟子にして、サンタの修行と称して犯罪行為を教えます（笑）
サンタ心得その二はエントツと親しむ心として女湯を覗こうとし、
サンタ心得その二はすばやいフットワークとして食い逃げを教えようとします。
しかし真面目な子どもたちは自分たちのお小遣いできちんと代金を支払います。
それでも八方斎のことをサンタさんと信じ、キラキラした目で見つめる子どもたちに
さすがの八方斎も良心がうずいたのか、良い行いをおしえようとします。
しかし元々邪悪な八方斎には良い事を考える回路がなく、倒れてしまいます（笑）
自分たちのせいで八方斎が倒れたと思い、責任を感じた子どもたちは
弟子入りを諦めます。そして今までのお礼にプレゼントを渡そうとします。
スケベな八方斎に男のパンツをあげて、トドメをさしてしまいました（笑）
そして八方斎に別れを告げて帰ろうとします。
二人を送っている道中、子どもたちは純粋に八方斎を尊敬していますが
乱馬とあかねは真似しないように注意しています。
そんな中、遠くから八方斎が声をかけて呼び止めます。
八方斎の奥義、八宝大華輪（ただの花火ですがｗ）を子どもたちに贈りました。
普段悪いことしかしない八方斎が子どもたちの為に、ちょっとだけ良い行いをしようと
するお話でした。
でわでわ♪
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