子供向けの下ネタギャグから格闘要素もある、ジャングルの王者ターちゃん

中学生の頃、週刊少年ジャンプではドラゴンボールが全盛期で

月曜日はいつもドラゴンボールの会話で盛り上がってました。

その影響を受けてか、当時連載されていたマンガがことごとく

格闘ものに変わっていきましたね。

最初は一話完結でギャグマンガだった「ジャングルの王者ターちゃん」も

その一つでした。

ターザンが元ネタのギャグマンガから格闘ギャグマンガへ

出版社:集英社   作者:徳弘正也

この作品は連載当初は「ジャングルの王者ターちゃん」というタイトル名でしたが

途中から「新ジャングルの王者ターちゃん」に変わっています。

新がつく前のは通常と違うジャンプ コミックス デラックスで単行本化されており

自分が保有しているのは通常の新が付いているほうです。

作品の元ネタは当然ターザンです。ジャングルの平和を守る為、

動物と自然を守る為、アフリカの大地で育ったターちゃんが

日々ハンターと戦う姿を描いています。

戦いの中にギャグ、下ネタがふんだんにちりばめられていて、

飽きさせずアニメ化もされた人気マンガとなっています。

アニメは見たことが無いんですが、おそらく下ネタは相当

大人しく修正されているかと思いますw

登場人物

第一巻より

ターちゃん

この作品の主人公で、日々ジャングルの平和を守る強くて優しい戦士です。

アフリカのサバンナに捨てられて、チンパンジーに育てられたということもあり

サバンナのありとあらゆる動物と会話が出来ます。身体能力も人並み外れており

ハンターの銃を避けることも出来ます。走り、泳ぎ、五感全て超人的で

その力があるがゆえに、物語後半は格闘もののストーリーか続きます。

第一巻より

ヂェーン

ターちゃんの妻です。元はニューヨークのトップモデルでしたが

ターちゃんに一目ぼれしてそのまま結婚、以後サバンナに暮らします。

サバンナではターちゃんが全ての世話をするので、何もしないヂェーンは

相当な肥満体体形となります。骨格そのものが変化していますw

第一巻より

ペドロ・カズマイヤー

ターちゃんの一番弟子です。元々はターちゃんを倒して名声を得ようとして

挑みましたがターちゃんの強さに惚れ、住み込みで弟子となります。

自分が保有する「新ジャングルの王者ターちゃん」では既に弟子となっています。

実力は普通の格闘家よりは全然強いんですが、この作品の主要キャラがどれも

異常な強さを誇るのでいつもやられ役になっています。

序盤ではアナベベより弱い設定だったと思いますが、物語後半のヴァンパイア編で

ヴァンパイアウイルスによって覚醒され、ターちゃんに匹敵するほど強くなります。

第二巻より

アナベベ

アフリカ最強のウポポ族の戦士で、ターちゃんとは昔からのライバルであり仲間です。

若いころ互角に戦ったそうですが、その後ターちゃんはどんどん強くなり

一方アナベベは金持ちとなってどんどん弱体化していきますw

ですがターちゃんの身に危険がせまると一緒に戦ってくれます。

第三巻より

梁 師範(りょう しはん)

中国編から登場した、中国拳法白華拳の最高師範です。登場した当初はおちゃらけた

キャラでなかなか強さを見せていなかったんですが、中国編のトーナメント決勝で

初めてその強さを披露し、ここで白華拳秘密兵器の百歩神拳を初めて放ちます。

明らかにドラゴンボールのかめはめ波を意識した技で、作品中でも語っていますw

第一巻より

エテ吉(えてきち)

ターちゃんの育ての親であるチンパンジーです。人間の言葉を理解するなど

相当頭が良いですが、基本スケベで下ネタ担当キャラとなっていますw

ヴァンパイア編では老人となったペドロや戦いに敗れたターちゃんの為に

命をかけて奮闘する場面も。

第十二巻より

ズベタ

アナベベの嫁でとてつもなく不細工なキャラですw「新ジャングルの王者ターちゃん」では

すでにアナベベと結婚していますが、連載当初はアナベベは独身で、

別の女性と結婚したかったんですが武力の掟で最強の女性と結婚する決まりがあり

戦いに勝ったスベタがアナベベの嫁となります。

見た目は不細工ですが大金を手に入れたアナベベの資産を拡大させて大金持ちにしたり

破産したときもアナベベをサポートするなど見た目以外はいい奥さんですw

下ネタ交じりのギャグと格闘が融合された唯一無二の作品

自分が保有する「新ジャングルの王者ターちゃん」は殆ど格闘ものに

なった内容になっています。なので連載当初のハンターから

ジャングルを守る為に戦うターちゃんを中心に読みたい方は

ジャンプ コミックス デラックスの新が付いていないほうからお勧めします。

新だけ読むと連載当初に登場した人物が出てきたときに

誰?ってなるかもしれません。

まあギャグ具合についてはどちらも十分に味わえますがw

格闘ものの話が続いた時はちょっとターちゃんぽくないですが

ギャグ中心の小ネタの話も合間合間に入ってますので

ギャグマンガとして十分楽しめる作品です。

でわでわ♪