「哲也~雀聖と呼ばれた男~」の雀士紹介④です。
前回のはこちら。
11巻から出てくる雀士をご紹介します。
個性あふれる雀士たち
11巻より
銭龜 雀力・・・1 権力・・・5
権力を盾に玄人を食い尽くす刑事で素人です。
自分に勝った玄人は手入れに行って留置場送り、避ける為にはわざと振り込んで
負けて一文無しになるしかないという、通称「玄人殺しの銭龜」です。
現実では絶対許されない刑事ですねw
「ゲヘヘ 今日も高めが ボンボン出そうだぜ」
12巻より
鎌田 雀力・・・2 口八丁・・・5
元々は食うにも困る位弱い玄人でしたが、小夜子という女を口八丁で騙して
利用して楽に勝つ方法を見つけます。小夜子は哲也の幼馴染で、鎌田が小夜子を
連れてきた時は哲也は動揺しつつ、鎌田の技を見抜けず敗れます。
鎌田が強くなったのは小夜子と出会ってから、という話を聞いて
技を見抜いて勝とうと再戦に挑みます。
「楽して稼げる うめえ話見つけたんだ」
13巻より
金剛上人 雀力・・・3 気配・・・0
お坊さんでありながらお寺で賭け麻雀しますw
弟子でもある銀鬼、銅鬼を使って三人同時リーチを仕掛ける戦いをします。
4位は1位に支払い、3位は2位に支払うというワンツーのウマを付けて
哲也を3位以下にさせる作戦です。
誰がリーチしたのか読めないように気配を完全に消して哲也を混乱させます。
「喝ーっ! 気合が足りん!!」
14巻より
小竜 雀力・・・3 緑一色・・・5
旧日本軍の武器弾薬を中国で密輸して売りさばく密売商人で、佐渡で出会ったある女が
借金を返せず麻雀で哲也が代わりに打つことになります。
一切の技を使わず全局、緑一色しか狙わない戦法です。
どんなに場が荒れても緑の牌が必ず彼の元に集まってきます。
「俺には不思議と 緑の牌が寄ってくるのさ」
15巻より
登志夫 雀力・・・2 玄人気取り・・・5
弘前で立ち寄った雀荘の弟で、玄人を気取った雀ボーイ上がりです。
銀駒という伝説の玄人に憧れて玄人を目指しますが全く勝てず、
借金のカタに姉の安寿子と二人名義の雀荘を売ろうとし、素人の姉と
雀荘を賭けて勝負します。哲也は素人の姉に勝つための戦法を教えます。
「雀ボーイなんかに戻れるか 俺ァ玄人なんだぜ」
15巻より
旅打ち玄人 雀力・・・4
安寿子と登志夫の雀荘に入り浸っていた旅打ちです。ただで寝泊まりしていたのに
安寿子と登志夫の勝負に入ってきて、哲也の安寿子へのサポートを邪魔します。
特に技は使わず終いでしたが、哲也が技を出せない程スキを見せることがなく
それなりの腕前の雀士と思われます。
「ヘタなマネしやがったら ブッ殺すからな」
16巻より
鬼伊庭 雀力・・・3
函館一の玄人と言われています。素人上がりの玄人を坊や哲を勘違いし
勝負を挑みます。たまたま哲也も一緒の卓に入ります。
勘違いした相手は素人当然のため、終始鬼伊庭が圧倒しますが、
哲也は素人上がり玄人を守りながら鬼伊庭を倒さなければいけないという難題に挑みます。
「結局俺は・・・ お前のてのひらで踊ってただけってわけか・・・」
以上、11巻から16巻までの雀士でした。
でわでわ♪
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