銀牙伝説WEEDは犬の冒険もの人気マンガ銀牙の続編!

犬の冒険ものマンガとして、「銀牙」を紹介しました。

少年ジャンプでなかなかの人気をえてアニメ化もされたので

ご存知のアラフォーも多いかと思います。

この続編が漫画ゴラクで連載されていたこと、マンガを読まなく

なった人は知らないですかね?

銀の息子が活躍する「銀牙伝説WEED」です。

息子が活躍する完全な続編ストーリー

出版社:日本文芸社    漫画:高橋よしひろ

主人公は父の銀そっくりな虎毛の秋田犬。最初はタダの野良犬でしたが

知り合ったイングリッシュセッターのGBという犬がWEED(ウィード)と

名付けます。GBは病気のウィードの母より、奥羽の総大将の子供であることを

告げられ、ウィードを総大将の元を連れて行くように頼まれます。

GBは北アルプスの小悪党犬のパシリに過ぎず、小心者でお人好しな犬でした。

小悪党犬のボスに逆らって奥羽に行くなんで考えられない事でしたが、

幼いウィードを見てるうちに使命感を感じるようになり、勇気を振り絞り

ウィードと共に奥羽を目指します。GB以外にも、次から次へとウィードと会う犬みんなが

それまでの不甲斐ない人生を変えようと勇気を持つようになります。

奥羽を目指すところからウィードの冒険は始まり、そこから奥羽で起こっている事件、

奥羽軍をよく想っていない荒くれ者との戦い、犬以外の化け物との戦いへと

続けながらウィードは奥羽の総大将の跡継ぎへの成長していきます。

登場人物(犬)

第一巻より

ウィード

この物語の主人公です。前作の主人公にして奥羽の総大将、

銀の息子にあたります。見た目は銀と全く同じですね。

奥羽とは遠く離れた北アルプスで母と暮らしていましたが、

母が病気で亡くなり奥羽の父の元へ向かうこととなります。

第一巻より

GB

北アルプスでネロという子悪党犬のパシリ犬でしたが、

ある日ウィードに出会い、その母からウィードを

父・銀の元へ連れていくように頼まれます。

臆病者だった彼ですが、奥羽の総大将である銀の血を

継ぐウィードを見てるうちに使命感に目覚め、共に

北アルプスを目指します。ウィードの名付け親でもあります。

第一巻より

スミス

前作にも登場していた、銀の参謀役でありお調子者であった犬です。

今作ではかなりの老犬となって居ますが、元奥羽の戦士としての

オーラを随所に見せます。老犬ながら化け物じみた犬と

壮絶な戦いを繰り広げます。

第一巻より

佐助(さすけ)

GBとともにネロのパシリをやっていましたが、彼もまた

ウィードの正義感の影響をうけ、北アルプスを脱出します。

元々は飼い犬で、キャンプ場で飼い主たちとはぐれてしまって

いたのですが、同じ場所で再会することに成功します。

しばらくは飼い犬として過ごしていましたが、のちに奥羽軍の

仲間入りをします。

第一巻より

メル

ウィードとGBが奥羽を目指している中、出会った犬です。

飼い犬の都合で母と離れ離れになり、野良犬となってしまいますが

母が心配になってメルをさがしていたところウィードと出会い、

一緒に探すうちに小悪党犬ブルーのパシリになっていたメルと再会します。

第一巻より

フック

メルを飼おうとしてた家の近くに住む飼い犬で、子供の頃

メルがパシリにされているブルーに殺されそうになった事があります。

ずっとトラウマになっていましたが、ウィードやGBと出会い、勇気を持って

戦うことを決意します。

第二巻より

剣(けん)

奥羽の盗賊討伐隊長を務める、前作でも活躍したベンの息子です。見た目は父と

そっくりです。幹部の言うことは絶対であると信じ、楽園が崩壊したときも

幹部以外は入れないとされる領域には絶対入らず、崩壊した原因は影虎ら反乱軍が

原因と信じ、対立していました。本当の原因が分かり、みんなで力を合わせて

戦います。

第二巻より

影虎(かげとら)

前作の奥羽の戦士・黒虎の息子で、最初は奥羽の楽園が崩壊したのは幹部が原因と思い、

転覆しようと反乱を企てます。剣とは子供の頃からの親友でしたが、お互いの信念の相違から

敵同士でしたが、楽園崩壊の原因が判明すると、お互い力を合わせて楽園を取り戻そうと

奮闘します。

第三巻より

ジェロム

プロの殺し屋の異名を取る犬で、奥羽の楽園を崩壊させた化け物を追って

楽園に来てウィードたちと出会います。部下が4人いましたが、化け物との

戦いで全員死んでしまいます。自身は生き残り、後に奥羽軍の貴重な戦士と

なって活躍します。

第三巻より

P4

奥羽の楽園が崩壊させた張本人です。人間の遺伝子操作を受けた実験動物で

犬とは思えないほどの姿をしています。人間を恨み、度々人間を襲っていたため、

奥羽の犬たちが人間を襲っていると誤解を招くこととなり、奥羽の楽園は

人間の手によって崩壊されます。物語序盤の悪党として登場します。

第六巻より

法玄(ほうげん)

南アルプスを仕切っているならず者の悪党犬です。卑劣で残虐な性格しており、戦闘能力は

それなりにあると思われますが、人質をとったり、瀕死の相手としか戦わなかったりと

ガチンコで戦うシーンがほとんどありません。物語通じて、この法玄編が一番長いです。

第九巻より

白銀 狂四郎(しろがね きょうしろう)

滋賀をテリトリーにしている、一歳で50頭以上を取りまとめてる不良犬の頭です。

法玄にも屈しない強者で、ウィードは仲間になってもらおうと接触します。

最初は強キャラでしたが、少しずつお笑い系の存在になっていきます。

前作のキャラも多く出てきて飽きさせない展開

前作のキャラは紹介していませんが、銀、ジョン、赤目、ベンその他多くの戦士が

登場します。前作ファンも楽しめる作品となっています。

ただ多くの前作キャラはかなりの老犬になっており、また世代交代ということで

多くの前作キャラが亡くなっていきます。

前作のキャラに思い入れがある人にとっては辛い展開が多いですが、全体としては

飽きさせない展開で赤カブト編と狼編の2つだけで終わった前作よりボリュームが

あって楽しめます。

全60巻とかなり長く、途中から読んでも知らない犬ばかりなので1巻から読んだ方が

いいのでちょっと大変ですが面白いのは間違いなしです(笑)

でわでわ♪