サイキック能力によるバトルを描いたSF作品、D・N・A² ~何処かで失くしたあいつのアイツ~

絵が綺麗で女性キャラも可愛く描いていて、ヒーローや

男の子の心情を掴むのが上手い桂正和氏の作品。

短期で終わった作品含め結構色々読んでまして、この

D・N・A² ~何処かで失くしたあいつのアイツ~」も

短命でしたがしっかりコミックは買わせていただきました。

サイキック能力で戦うSFアクション且つラブコメディ

出版社:集英社   作者:桂 正和

主人公は高校一年生の桃生純太。女性アレルギーがあり、女性を手を繋いだだけで

気絶したこともあり、エッチなシチュエーションになるとゲロを吐いてしまうという

不憫な体質です。そんな中未来から来たという葵かりんは、純太は将来100人以上の

子供を作ったメガプレイボーイで、それが原因で未来は人口過密が深刻な問題になって

いるとのこと。純太がメガプレイボーイにならないようにDNAを操作するために

現代の時代にやって来たが、DNAをコントロールする薬を誤ってしまい逆に

純太をメガプレイボーイに目覚めさせてしまいます。それどころか、

サイキック能力まで目覚めてしまうことになり、純太やその周りの友達をも

巻き込んで大騒動が巻き起こります。

登場人物

第一巻より

桃生 純太(ももなり じゅんた)

主人公にして、将来100人以上の子供を作ってしまうメガプレイボーイです。

左上は標準の純太、右上はメガプレイボーイの純太で女の子をクラクラする力があり、

下はサイキック能力を使うメガプレイボーイの純太です。ややこしい(笑)

サイキックに目覚めた時はまさに超サイヤ人と同じ流れでしたw

第一巻より

葵 かりん(あおい かりん)

未来から来たDNAオペレーター。純太がメガプレイボーイになるのを防ぐ為に

DNAをコントロールしようと試みますが、誤って別の薬を打ってしまい

逆にメガプレイボーイに目覚めさせてしまいます。失敗を取り戻そうとしようとして

更に失敗して別の問題を起こしてしまいます。

第一巻より

栗本 亜美(くりもと あみ)

純太とは隣同士に住む幼馴染で、純太が唯一女性を意識せずに話すことが出来る女の子で、

メガプレイボーイの魅力も唯一通用しない女の子です。純太のことが好きですが、

なかなか素直になれない、恋愛マンガにありがち存在ですねw

第一巻より

佐伯 倫子(さえき ともこ)

純太と同じ学校に通う女の子で、モテる竜二と付き合っていますが、竜二が遊び人で

浮気をされて面白くないところにさえない純太を誂おうをしますが、メガプレイボーイの

魅力に取り憑かれて純太のことが好きになります。

第一巻より

菅下 竜二(すがした りゅうじ)

純太と同じ学校に通う生徒で、倫子と付き合っていますがモテるため色んな女の子に

手を出します。倫子を純太に取られたことでプライドが傷つき、そこにかりんが誤って

DNAを操作する薬を打たれて、相手の能力を自分のものにする力に目覚めます。

その力を使って純太を倒して倫子を取り戻そうとします。

第一巻より

高梨 ことみ(たかなし ことみ)

亜美の親友です。純太のことは最初なんとも想っていませんでしたg,メガプレイボーイの

純太を好きになってしまいます。緊張するとオナラをしてしまうという体質に

コンプレックスがあり、同じく女性アレルギーがる純太は共感し彼女の体質改善に協力

しようとします。

最後は打ち切り?急展開で終了

最初は倫子と竜二にまつわるエピソード、次はことみにまつわるエピソードと

色々な話を描いていくのかと想っていたら、最後急に純太がサイキック能力に

目覚める原因となった黒幕が現れて急展開で謎が解決していった感じなので

打ち切りだったのかもしれませんね。

桂正和作品は絵が綺麗で話も自分好みなので楽しかったんですが

少年ジャンプが人気あった頃の作品なので厳しい人気争いに

敗れていったのかもしれません。

全5巻と気軽に読めて楽しめる作品ですよ。

でわでわ♪