小学生の頃は毎週、週刊少年ジャンプを買っていました。そういう人多いと思います。
少年サンデー、少年マガジンは殆ど読んでおらず、どんなマンガがあるのかも
あまり知らなかったんですが、テレビ放映をきっかけに存在を知って、
初めて買ったジャンプ系以外のマンガが「名門!第三野球部」でした。
出版社:講談社 作者:むつ利之
作品のタイトルにあるように、主人公たちは野球の名門高校の野球部の三軍に所属してます。
二軍の更に下ということで、かなりの落ちこぼれ球児たちの集まりでした。
ただこのマンガ、二軍は一度も出てこないんですよね(笑)
一軍とは試合をするし(名無しが殆どですが)、一軍のエースとキャッチャーはのちに
第三野球部の一員になりますが、それ以外は全員居なくなりますw
三年生が卒業して主人公たちが三年生になったときに新入部員が入ってきますが
たった三人で、二年生部員は一人もいませんw
とても甲子園で活躍した高校の名門野球部とは思えない程の少人数体制ですwww
あらすじ
第一話はいきなり主人公がいじめられているシーンから始まります。
不良グループにいじめられる泣き虫の檜あすなろにとって、唯一の楽しみが野球でした。
野球の名門、桜高校の野球部に所属していますが、実力が無く三軍に所属しています。
毎日草むしり等の雑用をさせられています。
そんなある日、一軍のエースが第三野球部を馬鹿にしてきて、
部員の一人がキレてちょっともめることに。
そこへ監督が現れて、第三野球部を解散することを通告します。
部員の一人が、「野球がやりたくて入部したので、最後に試合させてくれ」
と訴えたところ、何と一軍と試合することになりました。
しかも勝ったら第三野球部が一軍になるという約束まで。
その試合に向けて、第三野球部の猛練習が始まります。
第三野球部が一軍になったら、二軍はどうなるの?wwwww
登場人物
出典:「名門!第三野球部」第一巻より
檜 あすなろ(ひのき あすなろ)
主人公で第三野球部のエースピッチャー。最初はふわっとしたスローボールしか
投げられなかったんですが、コントロールがよくピッチャーに選ばれます。
一軍との試合でも初回ではスローボールの為、いきなり10点取られますが
試合が終わるころにはそれなりの速球派に。成長力ハンパないですwwww
出典:「名門!第三野球部」第一巻より
海堂 タケシ(かいどう たけし)
第三野球部のキャプテンにして4番キャッチャー。「桜高の落合」と呼ばれるほどの
実力者で甲子園にも出場した実力者ですが監督と暴力沙汰を起こして三軍に降格。
本人は辞めたつもりだったが籍は残っており一軍との試合に向けて再び野球部へ。
あすなろのピッチャーとしての資質を見抜き、各部員に対しても適材適所の指導をしながら
落ちこぼれ部員たちの集まりだった第三野球部を立派なチームに導きます。
彼が居なかったら、間違いなく第三野球部は成り立たなかったでしょう。
出典:「名門!第三野球部」第一巻より
村下 夕子(むらした ゆうこ)
美人で高身長の桜高校でも人気の女子。あすなろとは幼馴染でよく面倒をみてます。
あすなろの家にまで行って家事の手伝いをしたりしてますが、
恋人というわけではない、マンガによくある関係です(笑)
一軍との試合が決まった時は人数が足りない為、第三野球部の部員に。
のちに本格的に甲子園に目指すタイミングでマネージャになっています。
出典:「名門!第三野球部」第一巻より
小西 カズオ(こにし かずお)
第三野球部の外野手。デブで鈍足だが肩とパワーに優れています。悪球打ち。
白石兄弟と仲が悪く、いつも喧嘩してます。
比較的根性が足りないところが多く、すぐに泣き言を言ったりサボったりして
海堂に殴られたり怒られる場面が多々あります。
ただ大事な場面で活躍することも多く、第三野球部にとって貴重な戦力です。
出典:「名門!第三野球部」第一巻より
白石兄弟(しらいし きょうだい)
第三野球部の二遊間を守る双子で俊足。同じ顔をしていて、区別するポイントは
十円ハゲの位置が違うという点(笑)。小西とは仲が悪く
しょっちゅう喧嘩してますが、常に白石兄弟から先に悪口を言ってます。
出典:「名門!第三野球部」第一巻より
石井 幸司(いしい こうじ)
第三野球部守備の要である三塁手。守備についてはチーム一を誇る名手だが
バッティングは全くダメ、でしたが、のちに天秤打法をマスターし
打って良し、守って良しの大戦力に。ただ、その後はあまり目立たなくなります(笑)
出典:「名門!第三野球部」第一巻より
齋藤 輪大(さいとう りんだい)
第三野球部一塁手で恐怖の9番打者。普段はぼーっとしていて迫力ないバッターですが
悪口を言われたり馬鹿にされると物凄く燃えてバッティング能力がUPします(笑)
燃えている時の能力は海堂以上と思われます。
出典:「名門!第三野球部」第一巻より
高橋 ひろし(たかはし ひろし)
第三野球部の外野手。ガッツマンと言われるほどの根性の持ち主です。守備、バッティング、
どれをとっても大きく優れても劣ってもなく、特徴はとにかく根性です。
根性以外目立つところがあまり無いんですが、小西と白石兄弟がケンカするときの
ツッコミ役が一番多いかも(笑)
出典:「名門!第三野球部」第一巻より
田村 達郎(たむら たつろう)
夕子が女子でマネージャとなり、人数が足りなくなった後に第三野球部に入部。夕子の従妹。
イケメンで女子にモテて、キザなセリフばかり言うので他の部員(小西、白石兄弟)とは
合わない場面が多いですが、運動神経は抜群でテニスで鍛えた打力でいきなり三番打者に。
徐々に第三野球部のチームカラーに染まっていき、後半は普通の性格になってます(笑)
出典:「名門!第三野球部」第二巻より
桑本 聡(くわもと さとし)
銚子工業のエースで四番。帽子を斜めにかぶるのがトレードマーク(笑)。
あすなろのライバルにして、プロ野球編では大事なチーム仲間となります。。
相当な自信家であり努力家でもあり、初登場ではガリガリの体系で変化球を投げてましたが
二度目の登場では化け物みたいなマッチョに変貌してます(笑)
プロ野球編も描いた根強い人気を誇る野球マンガ
ピンチになるときは大概の場面が満塁で相手打者は4番だったり、突然飛んで
一気に最終回だったり試合展開が多少雑なところはありますが(笑)、
高校卒業後のプロ野球編も描く程の人気マンガとなっています。
当時も、購入してる連れも多く学校で話題にしてた記憶がありますね。
今こうしてブログ書きながら読み直してますが、ついつい夢中になって
ブログの手が止まってしまいます(笑)
その後を描いたマンガもあるみたいなので、
まずはこの作品を読んでみてはいかがでしょうか。
でわでわ♪