「哲也~雀聖と呼ばれた男~」の雀士紹介③です。
前回のはこちら。
9巻から出てくる雀士をご紹介します。
個性あふれる雀士たち
九巻より
ドテ子 雀力・・・2 女の勘・・・5
哲也たちが大阪から帰る時に博奕列車で出会った素人の女です。
完全に素人ですが、女の感だけで牌を捨てるのに
哲也に待ち牌に一切振り込みません。
ダンチとは相当相性が悪いです。
「頭使うたら 頭ええ人に勝てへんやん」
九巻より
クソ丸 雀力・・・2 汗・・・5
哲也たちが大阪から帰る時にドテ子と一緒に現れた相撲取りです。
身体がでかい上に物凄く暑苦しいキャラで、4人がけの電車内では
隣に座ったダンチやユウが被害に遭います。ドテ子同様哲也のリーチに
全然振り込むことがなく、何を切っても通るので哲也のことをトオル君と呼びます。
「トオル君 その牌は 通らんで」
九巻より
カン子 雀力・・・二(盃口) 運・・・5
ダンチが2日続けて二盃口で上がった時に、隣の卓でも2日続けて二盃口で
上がった女性で、運命の赤い糸で結ばれていると言われます。
白薔薇女子大に通う男爵の娘と紹介されて、そのままダンチと付き合うことに。
ただ全てはカン子が強い玄人を騙す計画を持ちかけており、最初はただの詐欺師でしたが
実際ダンチにとってカン子は運命の女神で、ツキを運んでくれます。
ダンチもツキがあるときは勝ちまくっていましたが、ダンチが運を無くしたときでも
カンコがツキを持ってくるので、玄人にとって最悪な半ツキ状態になります。
騙されたとも知らずにダンチは必死になり、カン子もまたダンチを・・・。
「ダンチ一生のお願い わたしの夢をかなえて・・・」
九巻より
満州小僧 雀力・・・2 オヤジギャグ・・・5
ダンチの借金のかわりに追っ払ってほしい雀ボーイが居ると言われて、対戦した雀士です。
腕は大したこと無く、服の中に大量の字牌を隠して持っていて
ばれないように歩きながらすり替えをするというしょぼい雀士です。
他所から字牌持ってきたら明らかに枚数が合わなくなるのに
ちょっと無理がある設定の玄人でしたねw
「中が三枚でサンチュー ベリ・マッチュー」
十巻より
竹さん 忠さん 雀力・・・3 経験・・・5
人の心が読める玄人として登場します。コンビで打っているはずなのに
通しが分からず、哲也たちも通しを使いますが全てバレてしまう為
本当に心を読んでいるのかと思い込み大ピンチに陥ります。
通しを出す、というのは不自然な行為であり、何処にも不自然な行為が
なければ通しはバレません。この二人はすべての行為を不自然にするという
逆転の発想で50年バレなかったという通しを生み出します。
「乾燥してますなァ まばたきが増えたと思ってねぇ・・・」
「それとも 緊張でもしたのかな・・・ ロン」
十巻より
店長 雀力・・・3 記憶力・・・5
玄人が巣食っていて客が来なくなって借金が返せない雀荘の店長でしたが、
本当は金を返さない為に雇っていただけでした。
雇っていた玄人が哲也たちに敗れ、最後は自ら麻雀勝負をします。
円周率を三千桁まで覚えているという並外れた記憶力と印南直伝というガン牌で
哲也たちに挑みます。
「ガン牌があるんだぜ・・・ 印南直伝のな・・・」
以上、9巻と10巻の雀士でした。
でわでわ♪
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